【10月24日 AFP】21-22フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第1戦、スケート・アメリカ(Skate America 2021)は23日、米ネバダ州ラスベガス(Las Vegas)でペア・フリースケーティング(FS)が行われ、三浦璃来(Riku Miura)/木原龍一(Ryuichi Kihara)組が合計208.20点で銀メダルに輝いた。

 ショートプログラム(SP)首位だったロシアのエフゲニア・タラソワ(Evgenia Tarasova)/ウラジーミル・モロゾフ(Vladimir Morozov)組が合計222.50点で優勝。同じくロシアのアレクサンドラ・ボイコワ(Aleksandra Boikova)/ドミトリー・コズロフスキー(Dmitrii Kozlovskii)組が合計205.53点で3位に入った。

 昨季のフィギュアスケート世界選手権(ISU World Figure Skating Championships 2021)で10位だった三浦/木原組は、スロージャンプで三浦の転倒があったものの、それ以外は堅実なパフォーマンスで抜群のスピードを披露。ボイコワ/コズロフスキー組を逆転して2位に入った。

 女子シングルSPは、アレクサンドラ・トゥルソワ(Alexandra Trusova)を筆頭にロシア勢が3位までを独占。日本勢は坂本花織(Kaori Sakamoto)が4位、宮原知子(Satoko Miyahara)が8位、横井ゆは菜(Yuhana Yokoi)が12位につけた。

 アイスダンスのリズムダンス(RD)では、マディソン・ハベル(Madison Hubbell)/ザカリー・ダナヒュー(Zachary Donohue)組、マディソン・チョーク(Madison Chock)/エヴァン・ベイツ(Evan Bates)組の米国勢が1位と2位につけた。

 スケート・アメリカは24日の女子FSとアイスダンス・フリーダンス(FD)で幕を閉じる。(c)AFP