ミランが暫定首位、2人退場のボローニャとの熱戦制す
このニュースをシェア
【10月24日 AFP】21-22イタリア・セリエAは23日、第9節の試合が行われ、ACミラン(AC Milan)は2人退場者を出したボローニャ(Bologna FC)を4-2で下し、暫定首位に浮上した。
前半に退場者を出したホームのボローニャに対し、16分にズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)の華麗なスルーパスに抜け出したラファエル・レオン(Rafael Leao)のゴールで先制したミランは、さらに35分にダビデ・カラブリア(Davide Calabria)が得点し全てがうまくいっているように見えたが、ボローニャは後半の7分間で2点を奪い試合を振り出しに戻した。
しかし84分にイスマエル・ベナセル(Ismael Bennacer)のゴールで勝ち越したミランは、終了直前にイブラヒモビッチが加点し、ボローニャとの熱戦を制した。
ボローニャは60分までにアダマ・スマオロ(Adama Soumaoro)とロベルト・ソリアーノ(Roberto Soriano)が退場し、数的不利が響いた。
ステファノ・ピオリ(Stefano Pioli)監督率いるミランは無敗を維持し、24日に行われるアウェーでのASローマ(AS Roma)戦で開幕9連勝を目指すナポリ(SSC Napoli)を1ポイント上回ったが、満足には程遠い内容だった。
19日に欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)でFCポルト(FC Porto)に手痛い敗戦を喫したミランは、けがや新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で多くの主力が欠場した。
ピオリ監督は伊スカイ・スポーツ(Sky Sport Italia)に、「2点リードして1人多かったので勝ったと思ったが、プレーを止めてしまえばリスクを負うことになる」と話すと、「大きな勝利だ。欧州での戦いがある中で、相手が準備万端の場合は難しい試合になることは分かっている」と続けた。(c)AFP/Terry DALEY