【10月23日 AFP】サッカーエジプト代表のFWモハメド・サラー(Mohamed Salah)は22日、イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)に引退まで在籍したいとの意向を語った。その一方で、クラブとの契約延長は「自分次第ではない」との認識も示した。

 サラーの現在の契約は2023年で満了を迎えることになっており、リバプールは新たな長期契約の締結を目指しているが、これまでのところ合意には達していない。

 サラー側はリーグトップクラスの給与を求めていると報じられる中で、最終的に退団するのではないかという不安の声も上がっている。

 だがサラーはマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)との試合を2日後に控えたこの日、契約はクラブ側が決める問題で、自身はオファーを受ければ引退まで残留するつもりだと話した。

 サラーは英スカイ・スポーツ(Sky Sports)に対し、「自分次第の話ではないが、もし聞かれたらサッカー人生最後の日まで残留したいと答える」と話し、「だが自分から言えることは多くない。自分の手に収まる範囲のことではないからだ。クラブが何を求めるか次第で、自分次第ではない」と付け加えた。

「現時点ではリバプールと対戦する自分の姿は想像できない。それを考えると悲しくなる」

 サラーは今季、ユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督の下で絶好調を維持しており、公式戦11試合に出場して12ゴールを記録している。(c)AFP