【10月23日 Xinhua News】中国工業・情報化部直属のシンクタンク、中国情報通信研究院がこのほど発表した「9月の国内携帯電話市場動向リポート」によると、9月の携帯電話国内出荷台数は前年同月比8・1%減の2144万台だった。うち、第5世代移動通信システム(5G)対応スマホは8・1%増の1511万8千台で全体の70・5%を占めた。

 1~9月の国内総出荷台数は前年同期比10・2%増の2億4900万台。うち、5G対応スマホは前年同期比70・4%増の1億8300万台で全体の73・8%を占めた。

 9月に発売された新機種は前年同月比3・3%減の58機種。うち5G対応スマホは前年同月比14・3%減の24機種で新機種全体の41・4%を占めた。1~9月の合計では前年同期と横ばいの354機種。うち5G対応スマホは前年同期比1・8%増の172機種で、全体の48・6%を占めた。

 国産ブランドの9月の出荷台数は前年同月比6・0%減の2026万8千台と全体の94・5%を占めた。うち、新機種は10・2%増の54機種で、新機種全体の93・1%を占めた。1~9月の合計では、出荷台数が前年同期比8・9%増の2億2400万台と全体の90・3%を占めた。うち新機種が0・6%増の320機種で、新機種全体の90・4%を占めた。

 中航証券は、長期的に見ると5G対応スマホの買い替えが進んでいることに変わりはなく、5G対応端末の持続的な普及と通信価格の適正化が進む中、5G対応スマホの普及率はさらに高まるとの見方を示した。(c)Xinhua News/AFPBB News