【10月23日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、ZOZOチャンピオンシップ(Zozo Championship 2021)は22日、千葉県印西市のアコーディア・ゴルフ習志野CC(Accordia Golf Narashino Country Club、パー70)で2日目が行われ、松山英樹(Hideki Matsuyama)が通算8アンダーで首位に立った。

 この日は寒さと湿度のある中でのラウンドとなったが、第85回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2021)で日本男子初のメジャー制覇を果たした松山は、熱狂的な地元ファンの前で奮闘。2アンダー「68」を記録し、単独トップに浮上した。

 圧巻の4アンダー「66」でホールアウトしたキャメロン・トリンゲール(Cameron Tringale、米国)が通算7アンダーの単独2位に続き、初日に「65」の好スコアを記録してこの日も一つ伸ばしたマット・ウォレス(Matt Wallace、イングランド)が、米国のブレンダン・スティール(Brendan Steele)とともに通算6アンダーの3位タイに並んだ。

 最終ホールでバーディーを記録したトミー・フリートウッド(Tommy Fleetwood、イングランド)も二つスコアを伸ばし、チリのホアキン・ニーマン(Joaquin Niemann)と並ぶ通算5アンダーの5位タイに浮上。初日首位だった岩田寛(Hiroshi Iwata)は「73」で回り、通算4アンダーの7位タイに後退した。

 一方、東京五輪金メダリストのザンダー・シャウフェレ(Xander Schauffele、米国)は「74」をたたき、通算4オーバーの58位タイに沈んでいる。

 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)以降、アジアで行われる初めてのPGAツアーとなっている今大会の第2ラウンドは、降りしきる雨の中で気温も15度程度にとどまり、ここまでアンダーパーを記録している選手はわずか約30人となっている。(c)AFP