【10月24日 CGTN Japanese】中国が自主開発した推力500トンの一体型固体ロケットエンジンが19日、中国中部、陝西省(Shaanxi)の省都・西安市(Xi'an)で試験に成功しました。 

 同エンジンは、中国航天科技集団が開発したもので、直径3.5メートル、推進薬質量150トン、推力は500トンに達します。高耐圧全体設計、高性能繊維複合材料筐体、特大サイズノズルなどの先端技術を採用し、総合性能は世界トップレベルに達しています。 

 中国航天科技集団第四研究院の大推力固体エンジンチーフデザイナーである王健儒氏は、「今回、試験に成功したことは、中国の推力1000トン級固体エンジンの発展段階における重要な技術的突破であり、今後の大型・重型運搬ロケットの発展に多くの選択肢を与えることになる」としています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News