【10月21日 AFP】21MLBは20日、ナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)が行われ、アトランタ・ブレーブス(Atlanta Braves)は9-2でロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)を下し、シリーズ戦績を3勝1敗としてワールドシリーズ進出にあと1勝に迫った。

 終盤に逆転を喫して第3戦を落としたブレーブスだったが、敵地ドジャースタジアム(Dodger Stadium)でワールドシリーズ王者に勝利して王手をかけた。第5戦は同じくロサンゼルスで21日に行われる。

 19日に行われた第3戦のドジャースの大逆転劇でシリーズの潮目が変わったと見る向きもあったが、ブレーブスはドジャース先発フリオ・ウリアス(Julio Urias)からエディー・ロサリオ(Eddie Rosario)、アダム・デュバル(Adam Duvall)、フレディ・フリーマン(Freddie Freeman)が本塁打を放ち序盤で波に乗った。

 その後ジョク・ピーダーソン(Joc Pederson)の適時打とデュバルの犠飛で5回までに5-0とリードしたブレーブスに対し、ドジャースはその裏にA.J.ポロック(A.J.Pollock)の適時打で2点を返したが、試合を常に優位に進めたのはブレーブスだった。

 9回表にドジャースのリリーフ投手トニー・ゴンソリン(Tony Gonsolin)を捉えてフリーマンの適時打で加点し、さらにロサリオが3点本塁打を放つとブレーブスのダッグアウトはお祭り騒ぎとなった。

 ブレーブスの投手陣は強打のドジャース打線を4安打に抑え、攻めては意気消沈する相手投手陣から12安打を放った。(c)AFP