クラブW杯は来年初めにUAEで 日本開催の断念を受け
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【10月21日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ(Gianni Infantino)会長は20日、当初は年末に予定されていた21クラブW杯(2021 FIFA Club World Cup)について、来年初めにアラブ首長国連邦(UAE)で行うと発表した。
大陸連盟王者6クラブに、開催国の優勝チームを加えた計7クラブが参加する今季のクラブW杯は、年末に日本で行われるはずだったが、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を理由に開催が断念された。
同大会は例年12月に開催されているが、延期になるのは2年連続。昨季の大会は今年2月にカタールで行われた。
来年は1月9日から2月6日までカメルーンでアフリカネーションズカップ(2021 The Africa Cup of Nations)が開催されるため、クラブW杯は2月に開幕する可能性が最も高いとみられる。
昨シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)を制したチェルシー(Chelsea、イングランド)が欧州代表として参加し、アフリカからはアル・アハリ(Al-Ahly SC、エジプト)が出場する。
今季のリベルタドーレス杯(Copa Libertadores de America 2021)はブラジルのパルメイラス(Palmeiras)とフラメンゴ(Flamengo)が勝ち残っており、来月の決勝を制した方がクラブW杯の出場権を得る。
クラブW杯は、欧州から8クラブが参加するなど出場チーム数を24に拡大し、高い収入が見込まれる新方式での大会が今年中国で行われるはずだったが、その案はパンデミックによって保留となっている。(c)AFP