【10月21日 AFP】北朝鮮は21日、新型潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験をめぐり、米国の「二重基準」を非難した。朝鮮中央通信(KCNA)が伝えた。

 北朝鮮が19日に実験を行った後、米英の要請に基づき国連安全保障理事会(UN Security Council)の緊急会合が開かれたことを受けての反応。

 KCNAによると、北朝鮮外務省の報道官はSLBM発射実験について、米国を狙ったものでなく「純粋に防衛目的」で実施したと述べ、「米国が懸念したり憂慮したりする必要はない」と主張した。

 さらに、米国もSLBMを保有・開発しているにもかかわらず北朝鮮を批判するのは「明らかな二重基準だ」と非難。北朝鮮に対する敵意は一切ないという米国の主張への疑いが深まるだけだと述べた。(c)AFP