【10月21日 AFP】21MLBは20日、ア・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)が行われ、先発投手のフランバー・バルデス(Framber Valdez)が好投したヒューストン・アストロズ(Houston Astros)が9-1でボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)に大勝し、シリーズ戦績を3勝2敗としてワールドシリーズ進出に王手をかけた。

 ドミニカ出身の左腕バルデスが8回を投げ5奪三振を記録してシリーズ3勝目を挙げたアストロズは、ヒューストン(Houston)で行われる残り2試合で1勝すればワールドシリーズに進む。

 バルデスの快投に加え、アストロズはキューバ人スラッガーのヨルダン・アルバレス(Yordan Alvarez)をはじめ打線も爆発した。

 2回にレッドソックスの先発クリス・セール(Chris Sale)から逆方向にソロ本塁打を放つなど、24歳のアルバレスが5打数3安打3打点を記録したアストロズは、9-2で勝利した前日の第4戦に続いて勝利した。

 アルバレスの先制弾後3イニングは無得点に終わったアストロズだったが、6回に一挙5点を挙げて試合を決めた。

 レッドソックスの澤村拓一(Hirokazu Sawamura)は8回途中から登板して、無失点だった。

 第6戦は22日にヒューストンで行われる。(c)AFP