地熱利用で石炭廃坑がグリーン革命の拠点に 英国
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■電気の低炭素化
古い炭鉱を管理する非省庁型公共機関の石炭機構「コールオーソリティー(Coal Authority)」で、鉱山エネルギーを担当するシャーロット・アダムズ(Charlotte Adams)氏は、「ヒートポンプも電気は必要」と述べる。
「つまり、カーボンニュートラルではない。それでもエネルギー効率はいい」とし、「想像がつくように、電力供給における脱炭素化に伴い、発電時のCO2排出量は減少しています。つまり徐々にですが、低炭素化が進んでいます」と付け加えた。
同氏はまた、地熱利用のプロセスでは、100%電気の暖房システムと比べて4倍ほどエネルギー効率がいいことにも触れた。
ドードンのグリーンプロジェクトは1200万~1500万ポンド(約19億~約23億4000万円)かかる。政府やプラントの未来の運営会社などが出資する。(c)AFP/Olivier DEVOS