【10月21日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)は20日、グループE第3節が各地で行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はリロイ・ザネ(Leroy Sane)が後半に2ゴールを挙げるなどし、敵地でベンフィカ(Benfica)を4-0で下した。

 無失点で開幕3連勝となった首位バイエルンは2位に5ポイント差をつけており、決勝トーナメント進出がほぼ確実となっている。

 6度の欧州制覇を誇るバイエルンは、競った展開となった後半途中までビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)判定によってゴールが2度も取り消されたが、ザネが70分に華麗なFKを突き刺しベンフィカのゴールをこじ開けた。

 試合終了間際、ザネが追加点とアシストを記録したバイエルンは、またしてもチャンピオンズリーグで快勝を収めた。

 ユリアン・ナーゲルスマン(Julian Nagelsmann)監督が不在だったため、この日のチームを指揮したディノ・トップメラー(Dino Toppmoeller)アシスタントコーチは、「リロイは試合前の最後のウオーミングアップでも常にFKを練習している。それが報われとてもうれしい」とコメントした。

 バイエルンによれば、ナーゲルスマン監督は「インフルエンザに似た感染症」にかかったため、キックオフの数時間前にこの試合で指揮することができなくなったという。

 トップメラー・アシスタントコーチは「彼は体調を崩しているが、試合中ずっと連絡を取っていた。私にとってはいつもとやや違う役割だったが、とても楽しかった」と振り返った。(c)AFP