【10月21日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)は20日、グループE第3節が各地で行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はジェラール・ピケ(Gerard Pique)のゴールでディナモ・キエフ(Dynamo Kiev)を1-0で下し、決勝トーナメント進出に望みをつないだ。

 バルセロナを率いるロナルド・クーマン(Ronald Koeman)監督は、収容人数の半分に相当する4万5968人が訪れた本拠地カンプ・ノウ(Camp Nou)での一戦は、16強入りのチャンスを残すために勝たなければならない試合だと語っていた。

 初戦でバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に、第2戦でベンフィカ(Benfica)にそれぞれ0-3で敗れたバルセロナは、2000-2001シーズン以来となるグループステージ敗退の屈辱を回避するためには白星が必須だった。

 見どころに欠けた前半終了間際にピケが得点し、勝利という最低限の仕事を完了させたバルセロナは、2週間後にはキエフでの重要なアウェー戦を控える。

 その前の24日に行われるレアル・マドリード(Real Madrid)との今季初めての「エル・クラシコ(El Clasico)」で勝利すれば、国際試合週間の中断期間前にアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に敗れ、解任論がささやかれた指揮官にとって非常にポジティブな1週間となる。

 なお、クラシコもカンプ・ノウで行われるが、現段階で入場可能なサポーターの数は未定となっている。(c)AFP/Tom ALLNUTT