【10月21日 AFP】20日正午前、熊本県の阿蘇山(Mount Aso)が噴火した。噴煙は3500メートル上空まで到達。人気観光地である同山を訪れていた人々は急きょ下山した。負傷者が出たとの情報はない。

 火口からは高温のガスや灰が噴出し、噴石も飛散。周辺への立ち入りが規制された。気象庁は、5段階ある噴火警戒レベルを、2016年の噴火以来となる3に引き上げた。阿蘇山では14日にも小規模な噴火が発生するなど、火山活動がここ数日活発化しており、気象庁は警戒を呼び掛けていた。(c)AFP