【10月20日 AFP】(写真追加)英王室は20日、エリザベス女王(Queen Elizabeth II、95)が、予定していた北アイルランド訪問を健康上の理由により取りやめたと発表した。

 バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)は、女王が「数日間安静にとの医師の助言を、不本意ながらも受け入れた」と明かした。

 PA通信(Press Association)によると、今回の決定は新型コロナウイルスに関連するものではないとみられており、女王は首都ロンドン西郊のウィンザー城(Windsor Castle)で静養しているという。

 女王は、今月末グラスゴーで開幕する国連(UN)の気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)には出席する予定だと、同社は伝えている。

 女王は、19日の公務では元気そうな様子を見せていたが、今回の発表により、健康への懸念が広がるのは避けられないとみられる。(c)AFP