【10月21日 Xinhua News】英調査会社カンターはこのほど、2021年の「ブランドZ 最も価値のある中国ブランドトップ100」を発表した。同ランキングの発表は今回で11回目。100ブランドのブランド価値総額は前年比57%増の1兆5600億ドル(1ドル=約114円)に上った。

 IT大手の騰訊控股(テンセント、Tencent)は今回、ブランド価値が85%増の2796億ドルとなり首位に立った。2位に電子商取引(EC)大手アリババグループ(2019億ドル)、3位に酒造大手の貴州茅台酒(1106億ドル)が続いた。動画投稿アプリ「抖音(ドウイン)」は389億ドルで8位、短編動画アプリ「快手(クアイショウ)」は326億ドルで10位に入り、ともに初のトップテン入りを果たした。中国ブランドはこの1年、試練を経験したものの、トップクラスのブランドはショックに耐える強力な粘りとブランド価値を向上させる実力を引き続き示した。

 ブランドZは英広告大手WPPグループ傘下のカンターが発表するブランドランキングで、世界で最も権威があり、最も総合的なブランド影響力ランキングとされる。ランク入りするブランドは、いずれも厳しい審査を受けるほか、ブランドの財務的価値とユーザー評価も考慮されることから、その権威性と公正性は世界で高く認められている。

 カンターの中国エリア最高経営責任者(CEO)兼ブランドZグローバルヘッドの王幸(Wang Xing)氏は「中国市場が新たな段階に入ったことで、経済と社会の発展の重点が速度だけに置かれることはなくなった。質の高さと持続可能性も重視する必要がある」と指摘。質の高い持続可能な発展が、今後のブランド構築の核心になるとの認識を示した。(c)Xinhua News/AFPBB News