【10月20日 AFP】シリアの首都ダマスカスで20日、国軍のバスが爆弾攻撃を受け、14人が死亡した。国営シリア・アラブ通信(SANA)が伝えた。同市で起きた爆弾攻撃としてはここ4年で最悪のものとなった。

 SANAによると、「テロリストが2個の爆発物を使用し」、市内の主要な橋を通過していたバスを爆発させ、14人が死亡、3人が負傷した。SANAが配信した画像には、炎上するバスと、爆発物処理班が3個目の爆発物を取り除く様子が捉えられている。

 ダマスカスでは近年、特に2018年に政府側の部隊が近郊にあった反体制派最後の要衝を奪還して以来、爆弾攻撃はほとんど発生していなかった。(c)AFP