【10月20日 AFP】北京冬季五輪の聖火が20日、中国に到着し、北京市内で歓迎式典が行われた。

 聖火は来年2月の五輪開幕まで100日あまりとなったこの日、北京に到着し、国営中国中央テレビ(CCTV)では、白いウエアを着た関係者が、赤いランタンに入った聖火を飛行機から運び出す様子が放送された。

 その後、市内の北京五輪タワー(Beijing Olympic Tower)で式典が開催され、子どもたちによる歓迎の合唱の後、蔡奇(Cai Qi)市党委書記が特製の聖火台に聖火を移した。聖火はこの後、一般公開される。

 組織委員会によると、聖火リレーは2月の初めに短く行い、1200人のランナーが三つの競技ゾーンを聖火を手に走るという。

 同じ都市で夏季五輪と冬季五輪が両方開催されるのは、今回の北京が初めて。五輪タワーの近くにある2008年北京五輪のメインスタジアム、通称「鳥の巣(Bird's Nest)」は、冬季五輪で開会式と閉会式に使われる。(c)AFP/Helen Roxburgh and Michael Zhang