【10月20日 AFP】21MLBは19日、ナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)が行われ、コディ・ベリンジャー(Cody Bellinger)が終盤に同点の3点本塁打を放ったロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)が、6-5でアトランタ・ブレーブス(Atlanta Braves)から逆転勝ちを収め、シリーズ初白星を挙げた。

 ドジャースは先発のウォーカー・ビューラー(Walker Buehler)が踏ん張りきれず、打線も終盤までいまひとつの出来だったが、2-5と3連敗に近づいているかに見えた8回裏、ベリンジャーがルーク・ジャクソン(Luke Jackson)から本塁打を放って5-5の同点に追いついた。

 さらには単打で出塁したクリス・テイラー(Chris Taylor)が、ムーキー・ベッツ(Mookie Betts)の適時二塁打で生還して6-5と逆転。最後は守護神ケンリー・ジャンセン(Kenley Jansen)が9回をしっかり締めて勝利を収めた。

 ドジャースは敵地でのシリーズ開幕2連戦をどちらもサヨナラ負けで落としており、本拠地ドジャースタジアム(Dodger Stadium)へ戻って戦うこの第3戦は、ワールドシリーズ王者にとって絶対に勝たなくてはいけない試合だった。(c)AFP