【10月20日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)は19日、グループA第3節が各地で行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)はキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)のゴールとリオネル・メッシ(Lionel Messi)の2得点で、RBライプツィヒ(RB Leipzig)に3-2で逆転勝利した。

 すでに敵地でのマンチェスター・シティ(Manchester City)戦に3-6で敗れていたライプツィヒは、仏パリのパルク・デ・プランス(Parc des Princes Stadium)でエムバペに先制点を許したが、この日は崩壊しなかった。

 アンドレ・シウバ(Andre Silva)とノルディ・ムキエレ(Nordi Mukiele)のゴールで逆転に成功すると、かみ合わない時間帯もあったPSGがまたしても代償を払うかに思われた。

 しかし、エムバペのお膳立てからメッシが同点弾を挙げると、74分にはエムバペが獲得したPKをメッシがチップキックで冷静に決め、PSGが逆転に成功した。

 後半アディショナルタイムにPKを失敗したエムバペは、仏RMCスポール(RMC Sport)に「もっとうまくやらねばならないのは事実。今は良いプレーが見せられていないが、勝ち続けている」とコメントした。

 グループステージの半分が終了した段階で、シティを1ポイント上回り首位に立っているPSGのマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督は、「キリアンとレオ(メッシの愛称)のクオリティーについては、これ以上何も言う必要はない」と強調した。

「試合の中で、チームとしてなかなか解決策を見いだせないときがあるから、彼らのようなクラスの選手が必要」

 一方、2019-20シーズンの準決勝でPSGに敗れていたライプツィヒは、ここまで勝ち点がなく最下位に沈んでいる。(c)AFP/Andy SCOTT