【10月22日 AFP】欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)のクラブ・ブルージュ(Club Brugge)対マンチェスター・シティ(Manchester City)戦の後、シティサポーターの男性(63)に暴行して重体に陥らせたとして、ブルージュのファン5人が21日に訴追された。

【写真6枚】マンC対ブルージュ戦の様子

 被害者のギド・デ・パウ(Guido De Pauw)さんはベルギー・ブルージュ(Bruges)で行われた19日の試合後、高速道路のサービスエリアでブルージュのファンに激しく暴行を加えられ、タオルマフラーを盗まれた。

 北部ヘント(Ghent)の当局によれば、ベルギー国籍のデ・パウさんは事件当時、息子を含む少人数のシティサポーターのグループと一緒にいたという。

 デ・パウさんは暴行から2日が経過しても昏睡(こんすい)状態のままだが、「容体は安定している」とベルギーメディアは報じている。

 デ・パウさんの息子はAFPの取材に対し、父親の容体についてコメントを差し控えたが、20日には犯行について「愚かな暴行」と非難。さらに、父は犯人たちに「見殺し」にされたと述べている。(c)AFP