【10月19日 AFP】女子テニスの最新世界ランキングが18日に発表され、チュニジア出身のオンス・ジャバー（Ons Jabeur）がアラブ人選手では史上初のトップ10入りを果たし、BNPパリバ・オープン（BNP Paribas Open 2021）の新女王となったパウラ・バドサ（Paula Badosa、スペイン）も一気に14ランクアップした。

　今年のウィンブルドン選手権（The Championships Wimbledon 2021）で8強入りの好成績を記録し、米カリフォルニア州インディアンウェルズ（Indian Wells）で行われた前週のBNPパリバ・オープンでは4強入りしたジャバーは、世界8位に上昇した。　

　アラブ勢のこれまでの最高順位は、同選手とモロッコの元男子選手ユーネス・エル・アイナウイ（Younes El Aynaoui）氏が記録していた14位となっていた。

　インディアンウェルズ大会の準決勝でそのジャバーを下し、17日の決勝でビクトリア・アザレンカ（Victoria Azarenka、ベラルーシ）を撃破した23歳のバドサは、今シーズン開幕時は世界70位だったものの、今週は13位までランクアップした。

　四大大会（グランドスラム）通算4勝を誇る大坂なおみ（Naomi Osaka）は、戦列を離れているにもかかわらず、2ランク上昇して10位に返り咲いた。

　最新WTAランキングは以下の通り。

1位：アシュリー・バーティ（Ashleigh Barty、オーストラリア）/9077ポイント
2位：アリーナ・サバレンカ（Aryna Sabalenka、ベラルーシ）/7115ポイント
3位：カロリーナ・プリスコバ（Karolina Pliskova、チェコ）/5320ポイント
4位：バルボラ・クレイチコバ（Barbora Krejcikova、チェコ）/4748ポイント
5位：ガルビネ・ムグルサ（Garbine Muguruza、スペイン）/4425ポイント
6位：エリナ・スビトリーナ（Elina Svitolina、ウクライナ）/4096ポイント
7位：マリア・サッカリ（Maria Sakkari、ギリシャ）/4005ポイント
8位：オンス・ジャバー/3500ポイント
9位：ベリンダ・ベンチッチ（Belinda Bencic、スイス）/3365ポイント
10位：大坂なおみ/3326ポイント
11位：イガ・シフィオンテク（Iga Swiatek、ポーランド）/3306ポイント
12位：アンゲリク・ケルバー（Angelique Kerber、ドイツ）/3265ポイント
13位：パウラ・バドサ/3248ポイント
14位：ソフィア・ケニン（Sofia Kenin、米国）/3130ポイント
15位：ペトラ・クビトバ（Petra Kvitova、チェコ）/3035ポイント
16位：アナスタシア・パフリュチェンコワ（Anastasia Pavlyuchenkova、ロシア）/2986ポイント
17位：エレナ・リバキナ（Elena Rybakina、カザフスタン）/2883ポイント
18位：エリーゼ・メルテンス（Elise Mertens、ベルギー）/2835ポイント
19位：シモナ・ハレプ（Simona Halep、ルーマニア）/2807ポイント
20位：アネット・コンタベイト（Anett Kontaveit、エストニア）/2766ポイント

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