【10月21日 CNS】中国・青海省(Qinghai)海西モンゴル族チベット族自治州(Haixi Mongol and Tibetan autonomous prefecture)にある大柴旦烏素特水上雅丹地質公園では10月に入り、カニの収穫期を迎えている。公園にはさまざまな形状の湖があり、漁船が忙しく湖面上を移動して収穫に励んでいる。

 自治州政府は2013年、ツァイダム盆地(Chaidamu)に位置する同公園でカニの養殖に成功。イシカリワカサギやフナやサケなど、水質を浄化する能力が高い魚種も放流している。

 一帯の気候は涼しく水質汚染がないためカニの養殖に向いており、収穫したカニは肉がやわらかく美味で、カニみそもいっぱい詰まっていると評判が高い。上海市や広州市(Guangzhou)、天津市(Tianjin)、北京市などの十数都市に出荷されている。(c)CNS/JCM/AFPBB News