【10月18日 Xinhua News】中国安徽省(Anhui)馬鞍山市(Maanshan)にある浜江公園で13日、第33回馬鞍山李白詩歌節(祭)が開幕し、全国から専門家や学者、詩歌愛好家500人余りが開幕式に参加した。

 同市は詩歌祭の期間中、李白に関する展示イベントを行い、李白関連の文化クリエーティブ作品200点余り、李白と詩歌に登場する人物の彫像100体以上を広く市民に公開する。

 また中日詩吟交流大会がオンラインで行われ、中国側と日本吟道学院および友好都市の群馬県伊勢崎市から80人余りが参加した。

 同学院は1991年、馬鞍山で詩吟を披露したことをきっかけに、長年訪問交流を続けている。両国の詩歌愛好家は詩で友好を深め、中日文化交流を促進し、中国の伝統的な詩歌文化を発展させてきた。

 馬鞍山と詩歌には切っても切れない縁がある。千年以上にわたり詩人600人余りが相次いで馬鞍山に住み、うち「詩仙」李白は何度も同地を訪れ、詩編50作品余りを残し、晩年は定住した。死後は馬鞍山市当塗県大青山の麓に葬られたと伝えられている。2014年、馬鞍山は中国詩歌学会から「中国詩歌の都市」の称号を授けられた。

 馬鞍山李白詩歌祭は中国詩歌学会と馬鞍山市の共催で、1989年の第1回馬鞍山中国国際詩吟祭から今年まで毎年開催されている。(c)Xinhua News/AFPBB News