【10月17日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間17日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は489万1684人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも2億4031万4450人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 16日には世界全体で新たに5512人の死亡と35万2368人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはロシアの997人。次いで米国(486人)、ブラジル(483人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに72万4153人が死亡、4491万6462人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は60万3152人、感染者数は2163万8726人。以降はインド(死者45万2124人、感染者3406万7719人)、メキシコ(死者28万4321人、感染者375万5053人)、ロシア(死者22万3312人、感染者799万2687人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの606人。次いでボスニア・ヘルツェゴビナ(339人)、北マケドニア(332人)、モンテネグロ(322人)、ブルガリア(319人)、ハンガリー(314人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が150万8394人(感染4551万3200人)、欧州が135万2088人(感染7078万5226人)、アジアが85万6380人(感染5507万9537人)、米国・カナダが75万2626人(感染4659万3818人)、アフリカが21万5307人(感染843万722人)、中東が20万4419人(感染1369万555人)、オセアニアが2470人(感染22万1392人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP