【10月18日 AFP】北京冬季五輪の聖火採火式が18日、ギリシャのオリンピア(Olympia)で行われた。国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ(Thomas Bach)会長も出席した。

 聖火は伝統にのっとり、ヘラ神殿(Temple of Hera)跡で太陽光を集めて採火された。

 式の後にはデモ隊が会場に入り、中国チベット自治区(Tibet Autonomous Region)の旗と「ノー・ジェノサイド(集団殺害)」と書かれた横断幕を掲げる一幕もあった。デモ隊は警備隊に制止され、拘束された。

 この前日にも、アテネの古代遺跡アクロポリス(Acropolis)でチベットの解放を訴える活動家が北京冬季五輪のボイコットを求めてデモを行っていた。同五輪で抗議デモが起こり得る可能性が示唆された。(c)AFP