【10月17日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2021)は16日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第21シードのキャメロン・ノーリー(Cameron Norrie、英国)が6-2、6-4で第23シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)を下し、決勝進出を果たした。

 26歳のノーリーは強力なサーブと正確なストロークでディミトロフを圧倒し、1時間26分で勝利。英国人選手としては2009年のアンディ・マレー(Andy Murray)以来となる決勝へ駒を進めた。

 ノーリーは試合後「とてもうれしい」と喜び、トップシードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)や第8シードのホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)を倒して勝ち上がってきたディミトロフについては「残念ながらきょうの彼はベストではなかった」と振り返った。

「自分は非常に安定していた。相手のバックハンドを多く攻めて、彼もそれにいら立っていた。サーブもうまくいったし、重要な場面で必要なプレーができた」

 ノーリーは決勝で第29シードのニコラス・バシラシビリ(Nikoloz Basilashvili、ジョージア)と対戦する。バシラシビリは第31シードのテイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)を7-6(7-5)、6-3で下して決勝進出を決めた。(c)AFP