【10月16日 AFP】21MLBは15日、ア・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)が開幕し、ヒューストン・アストロズ(Houston Astros)はホセ・アルトゥーベ(Jose Altuve)とカルロス・コレア(Carlos Correa)が一発を放つなどし、ボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)に5-4で競り勝った。

 試合は初回にアストロズが1点を先制したが、レッドソックスは3回にエンリケ・ヘルナンデス(Enrique Hernandez)の本塁打を皮切りに3点を入れて3-1と逆転。しかし、アストロズも6回裏2死の場面で、アルトゥーベがレッドソックスの中継ぎ投手タナー・ハウク(Tanner Houck)から2点本塁打を放って同点に追いついた。

 続く7回にはコレアがレッドソックスのリリーフ、ハンセル・ロブレス(Hansel Robles)からソロ本塁打を記録し、アストロズは初回以来となるリードに成功。

 さらに8回には、この回からマウンドに上がった澤村拓一(Hirokazu Sawamura)に対して先頭のユリエスキ・グリエル(Yuli Gurriel)が四球で出塁すると、チャス・マコーミック(Chas McCormick)が単打、マーティン・マルドナド(Martin Maldonado)は死球で続き、満塁からアルトゥーベの犠飛で5-3とした。

 それ以上の失点は許さなかったレッドソックスは9回、ヘルナンデスがこの日2本目の本塁打をアストロズのクローザー、ライアン・プレスリー(Ryan Pressly)から放って1点を返した。しかし、アストロズはプレスリーがそこから立て直して後続の3人を打ち取り、両チーム合計16人の投手がつぎ込まれた4時間7分に及ぶ死闘を制した。

 16日に行われるシリーズ第2戦は、再びアストロズの本拠地で行われる。

 同日にはナ・リーグの優勝決定シリーズも開幕し、アトランタ・ブレーブス(Atlanta Braves)が昨季のワールドシリーズ王者ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)をホームに迎え撃つ。(c)AFP