【10月15日 AFP】オーストラリアの首都キャンベラで15日、店舗でガス漏れが発生したとの通報を受け消防隊が出動したところ、刺激臭の原因は果物のドリアンだったことが判明した。

 ショッピング地区ディクソン(Dickson)は一時、立ち入りが制限された。消防隊が刺激臭の出どころを探し始めてから約1時間後、通報があった店舗の上の階のテナント所有者が「臭いの原因かもしれない」と知らせてきたのがドリアンだったという。

 東南アジア原産のドリアンは、ほろ苦い甘みとクリーミーな食感で「果物の王様」と呼ばれ愛されている。

 しかし、その刺激臭から腐ったごみや今回のようにガスの臭いと称する人もおり、持ち込みを禁止するホテルや公共機関も多い。(c)AFP