【10月15日 Xinhua News】中国の黄河では9月27日以降、降り続いた雨の影響で、3度の増水ピークが観測された。中下流区間は長時間にわたる高水位、高水量が続いている。

 黄河本流の重要な水利施設、小浪底ダムの水位(標高水位)が9日、273・5メートルとなり、保証水位(ダムの安全水位)の275メートルに近づき、ダム建設後の最高水位となった。

 珍しい秋の増水に備え、中下流の圧力を軽減するため、小浪底ダムでは全力で洪水防止に取り組んでいるが、現在も高水位が続いている。(c)Xinhua News/AFPBB News