【10月15日 Xinhua News】中国北京市で13日、中日交流フォーラムが会場とオンラインを組み合わせた形で開催された。来場者は、中日両国の人々が相互理解と信頼を深め、友好交流と協力を促進することについて深く話し合った。

 中日友好協会常務副会長で前駐日中国大使の程永華(Cheng Yonghua)氏はフォーラムで、「改善の成果を大切にし、交流と協力を強化して国交正常化50周年を迎える」と題する講演を行い、次のように指摘した。中日両国は経済分野では産業チェーンが密接に結び付いており、協力の余地が大きい。文化分野では、双方の文化が通じ合い、類似点もあり、スポーツ交流などで両国関係が良好に発展することを期待する。青年交流の面では、中国が中日大学生千人交流大会など、一連の青年交流活動を成功裏に開催した。青年間の理解と友情を増進し、交流を持続的に推進することは、両国の民意改善を促す重要な措置である。来年は中日国交正常化50周年にあたり、双方が経済、文化分野や青年間の交流・協力を強化するよう期待する。

 今回のフォーラムは欧米同窓会留日分会、中関村民営科学技術企業家協会、北京大学日本語学科同窓会が共催したもので、3者による「中日交流フォーラム」協力調印式も行われた。会議後、来場者は北京市海淀区の大西山に建設された特色ある書院、デジタル博物館、民宿など、農村建設の成果を見学した。(c)Xinhua News/AFPBB News