【10月16日 Xinhua News】中国湖南省(Hunan)の長沙税関は13日、同税関が押収した絶滅危惧種に関する製品63点、計16・54キロをこのほど、同省林業局に移送したと明らかにした。うち54点16・11キロは象牙の彫刻品やブレスレット、数珠、印章などだった。

 同税関が2019年以降に旅客検査や郵便ルートで差し押さえたものや、税関の密輸取締部門が捜査で摘発したものだという。

 長沙税関は今年に入り、絶滅危惧種と関連製品の密輸取り締まりを強化している。9月までに象牙やシャコガイ、希少植物ユーフォルビアなどの密輸78件を摘発、うち10件が象牙の関連製品だった。(c)Xinhua News/AFPBB News