【10月14日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)、ブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)のスター選手で、新型コロナウイルスのワクチン接種を拒否しているためプレーする見通しが立たないカイリー・アービング(Kyrie Irving)が13日、「自分にとって最善のことをしている」と説明した。

 インスタグラム(Instagram)のライブ配信で口を開いたアービングは、最終的にはチームメートと共にコートに戻ることを望んでいると話した。

 また、ワクチン接種の圧力には屈しないとする一方、自身は反ワクチン派でもワクチン推進派でもないと強調。「あなたのために最善のことをしてほしい。だが自分はどちら側の支持者でもない。自分にとって最善のことをしている」

「この影響は分かっている。そしてもし今回の件で自分が判断され、悪者扱いされるのであれば、それは仕方がない。それが自分の役割だ」

「引退はしない。こういう形でこの競技を去るつもりはない。やるべきことはまだまだたくさんある」

 最終的にワクチン接種の決断を下しても、それはネッツともニューヨーク市のルールとも関係ないと話したアービングは、「もう一度繰り返す。これはネッツに関係することでも、チームの組織に関係することでも、NBAに関係することでもなければ、政治でもない」

「そのどれとも違う。自分がしたいことをするという自由の問題だ」 (c)AFP