【10月14日 AFP】ラグビー元フランス代表と同国リーグ・トップ14のユニオン・ボルドー・ベグル(Union Bordeaux Begles)のナンバー8、ルイ・ピカモール(Louis Picamoles)が13日、今季リーグ戦終了後に現役を引退すると発表した。

 2019年のW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)で代表最後の82キャップ目を刻んだ35歳のピカモールは、スタッド・トゥールーザン(Stade Toulousain)時代の2009-10シーズンにヨーロピアンラグビーチャンピオンズカップ(European Rugby Champions Cup、旧ハイネケンカップ<Heineken Cup>)制覇を果たし、2011年と2012年にはトップ14優勝を経験している。

 ピカモールは仏スポーツ日刊紙レキップ(L'Equipe)で、数日前にボルドーのクリストフ・ウリオス(Christophe Urios)ヘッドコーチ(HC)に自身の決断を告げたと明かした。

「コーチは『よくやれていると思う』と言ってくれたが、思い切って1シーズン余分にプレーしたくない。彼は理解してくれた。(来年)2月に36歳になる。体と頭がそのときだと言っている」

 モンペリエ(Montpellier Herault Rugby)でキャリアをスタートしたピカモールは、2009年にトゥールーザンに移籍。2016年にノーサンプトン・セインツ(Northampton Saints)と3年契約を結んだが、イングランド・プレミアシップで1年プレーしただけでモンペリエに復帰し、今年3月にはボルドーに加入した。

 ピカモールは2011年、2015年、2019年と3度W杯に出場している。(c)AFP