【10月13日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2021)は12日、女子シングルス4回戦が行われ、ノーシードのシェルビー・ロジャース(Shelby Rogers、米国)が2-6、6-1、7-6(7-4)で全米オープン(US Open Tennis Championships 2021)準優勝の19歳、第23シードのレイラ・フェルナンデス(Leylah Fernandez、カナダ)を破ってベスト8に入った。

 この日は第2シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)らも敗れ、女子シングルスでは週明けから有力選手の敗退が続いている。

 ロジャースは約2時間30分の長丁場となった3セットマッチを制し、第24シードのエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)との準々決勝に勝ち進んだ。

 シフィオンテクはそのオスタペンコに4-6、3-6のストレートで敗戦。オスタペンコはファーストサーブが入った際のポイント獲得率が65パーセントに上り、相手のサービスゲームを4回ブレークして約1時間30分で決着をつけた。

 女子シングルスでは、前日の3回戦で第1シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)と前回女王ビアンカ・アンドレスク(Bianca Andreescu、カナダ)が姿を消していたが、シフィオンテクもこの流れを止められなかった。

 第4シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)も1-6、1-6でジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula)に完敗し、第3シードのバルボラ・クレイチコバ(Barbora Krejcikova、チェコ)もパウラ・バドサ(Paula Badosa、スペイン)に敗れたため、残ったトップ10シードの選手は第10シードのアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)だけとなっている。

 またアンドレスクの敗戦で、BNPパリバ・オープンの女子シングルスでは今回も連覇が実現しないことが決まっている。(c)AFP