【10月12日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2021)は11日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第1シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)は第27シードのフィリップ・クライノビッチ(Filip Krajinovic、セルビア)を6-2、7-6(7-1)で下し、4回戦に駒を進めた。

 25歳のメドベージェフは第2セットのタイブレークでダイナミックなパフォーマンスを披露してクライノビッチを引き離すと、今季ツアー60戦で50勝目を挙げた。

 メドベージェフはAFPに対し「本当にきつい試合だった。第1セットはいくつかの場面でラッキーだった。第2セットは良い立ち上がりだったが、あちらがレベルを上げてきた」とすると、「すべてのポイントを戦い、タイブレークに持ち込むことができたのがうれしい。タイブレークではかなりしっかりしたプレーができて、プレッシャーをかけることができた」とコメントした。

 メドベージェフは8強入りを懸け、第16シードのライリー・オペルカ(Reilly Opelka、米国)に6-3、6-4で勝利した第23シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)と対戦する。

 その他の試合では、第6シードのキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)が6-7(4-7)、6-4、6-4でロイド・ハリス(Lloyd Harris、南アフリカ)に、第11シードのディエゴ・シュワルツマン(Diego Schwartzman、アルゼンチン)が5-7、6-4、6-0でダニエル・エヴァンス(Daniel Evans、英国)にそれぞれ勝利し、4回戦に駒を進めている。(c)AFP