【10月12日 Xinhua News】中国遼寧省(Liaoning)瀋陽市(Shenyang)で9日、「2021北東アジア民間グルメ文化交流ウィーク」が開幕し、中国内外の料理人が集まり腕を振るう旅がスタートした。

 イベントでは料理人たちが遼寧省を訪れ、地元の食材を使った料理を披露し、互いに交流を深めながら同省の地域文化や風景を味わった。

 遼寧省の料理人、王洪海(Wang Honghai)さんが撫順市(Fushun)のダムから取れたコクレンで作った名物料理「宋五嫂魚羹」(魚のあんかけスープ)は、魚の骨を取り除き、一番柔らかい部分を用いたもので、一口すすると程よい酸味が口いっぱいに広がった。日本人の料理人、本多淳一さんは遼寧省本渓市(Benxi)特産のニジマスの刺身を作り、「多くの人に中国の地元食材を使った日本料理を味わい、両国の食文化の融合を楽しんでもらえれば」と語った。(c)Xinhua News/AFPBB News