【10月12日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2021)は8日、女子シングルス3回戦が行われ、大会第1シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)はラッキールーザーのベアトリース・ハダード・マイア(Beatriz Haddad Maia、ブラジル)に3-6、5-7で敗れた。

 強風の中、スタジアムではないコートでの試合に臨んだプリスコバは第1セットを落とし、続く第2セットも1-3とリードを許したが、その後は持ち直した。

 しかしハダード・マイアが立て直すと、最後はこの日2本目のマッチポイントで勝負を決め、約2時間の一戦をものにした。

 世界ランキング3位のプリスコバは5本のサービスエースを記録したが、ダブルフォールトを12本も犯した。セカンドサービス時のポイント獲得率は約25パーセントしかなく、8度にわたってブレークを許した。

 プリスコバを下したハダード・マイアは、3回戦で前回女王ビアンカ・アンドレスク(Bianca Andreescu、カナダ)を7-6(7-5)、6-3で撃破し、好調をキープしている第18シードのアネット・コンタベイト(Anett Kontaveit、エストニア)と4回戦で対戦する。

 マッチ連勝を8にまで伸ばしたコンタベイトはアンドレスクとの戦績を3戦3勝とし、同選手に対する優位性を維持した。

 2年前の大会で、史上初めてワイルドカード(主催者推薦)から優勝を果たしたアンドレスクにとってはこれがBNPパリバ・オープンでの初黒星となった。(c)AFP