【10月12日 Xinhua News】中国雲南省(Yunnan)は生物多様性保全の標準化する取り組みの中で、絶滅危惧種に指定されているアジアゾウ、雲南キンシコウ、マクジャクの3種に焦点を当て「アジアゾウ野外救助技術規程」など野生動物保護に関する地方基準20件を発表した。同省政府新聞(報道)弁公室がこのほどの記者会見で明らかにした。

 同省市場監督管理局の楊柱(Yang Zhu)副局長は、236種の国家重点保護動物が省内に生息しており、「動物王国」は世界に向けた雲南のエコロジーブランドだと述べた。

 地方基準は3件がアジアゾウ、10件が雲南キンシコウ、7件がマクジャクに関連。保護や野生復帰、個体群の監視、飼育・繁殖、検疫検査、遺伝資源の保護などについて、科学的な方法と実施プロセスを初めて基準の形で示している。(c)Xinhua News/AFPBB News