【10月13日 CNS】中国・内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)で9月に保護された国家1級重点保護動物のユキヒョウについて、地元の動物園が「当園で展示する」と表明し、「そんなことはあり得ない」と反発を招いている。

 ユキヒョウは9月5日夕方、同自治区ウランチャブ市(Ulanqab)四子王旗(Siziwang)で見つかり、住民の通報で駆けつけた警察官が、人や家畜に危害を与えないようユキヒョウの動きを見守った。翌6日、オルドス(Erdos)野生生物保護センターの獣医師とスタッフが現場に到着し、麻酔薬を使ってユキヒョウを捕獲。検査でけがないことを確認し、保護センターに移送した。今後は体の状態に基づいて野生に返す方針。

 ところがオルドス野生動物園(Erdos animal park)は微信(ウィーチャット、WeChat)の公式アカウントに「ユキヒョウがライブ展示館に移動した。まもなく対面できます! こうご期待!」と文章を発表。動物園が保護センターと協議した結果、ユキヒョウが野生に戻れるか確認するため動物園に移すとしていた。これを知った人気SF作家が9月20日、文章をインターネットに転載して「動物園に入ったら野生に戻れなくなる」と疑問を呈すると、ネット世論から動物園に強い反発が起きた。

 その後、動物園は公式アカウントから文章を削除。内モンゴル自治区林草局の担当者は「オルドス動物園の情報は正しくない。動物園で飼育し、鑑賞させることは絶対ない」と説明している。(c)CNS-成都商報/JCM/AFPBB News