【10月9日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間8日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は483万270人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも2億3666万5980人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 7日には世界全体で新たに8261人の死亡と44万9480人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の2508人。次いでロシア(936人)、メキシコ(514人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに71万180人が死亡、4415万9120人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は59万9810人、感染者数は2153万2558人。以降はインド(死者45万127人、感染者3391万5569人)、メキシコ(死者28万1121人、感染者370万7234人)、ロシア(死者21万4485人、感染者771万7356人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの605人。次いでボスニア・ヘルツェゴビナ(330人)、北マケドニア(326人)、モンテネグロ(314人)、ハンガリー(313人)、ブルガリア(308人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が149万9040人(感染4522万8264人)、欧州が132万8761人(感染6905万3705人)、アジアが84万7833人(感染5449万8729人)、米国・カナダが73万8302人(感染4580万7579人)、アフリカが21万2513人(感染835万1050人)、中東が20万1513人(感染1352万9170人)、オセアニアが2308人(感染19万7484人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP