【10月9日 Xinhua News】がん治療や免疫力アップに効果があるという菌類「冬虫夏草」の中国最大の生産地、青海省(Qinghai)は今年1~8月輸出量が急増した。

 同省西寧市(Xining)の税関は、輸出量は前年同期比69・5%増で、平均価格が18%上がったと明らかにした。輸出額は前年同期の2倍の4781万8千元(1元=約17円)で、4カ国・地域に輸出したという。

 中国は世界最大の冬虫夏草生産国で、生産拠点はチベット自治区(Tibet Autonomous Region)、青海省、四川省(Sichuan)、甘粛省(Gansu)、雲南省(Yunnan)の各地に分布し、その中で青海省の生産量は国全体の65%を占めている。(c)Xinhua News/AFPBB News