【10月8日 AFP】2022年サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)アジア最終予選は7日、各地で第3節の試合が行われ、グループBの日本はサウジアラビアに0-1で敗れ、本大会出場に向けて黄信号がともった。

 敵地ジッダ(Jeddah)のキング・アブドゥラー・スポーツシティー・スタジアム(King Abdullah Sports City Stadium)に乗り込んだ日本は71分、途中出場のフィラス・アル・ブライカン(Firas al-Buraikan)にゴールを許し、0-1で敗れたオマーン戦に続き早くも2敗目となった。

 一方のサウジアラビアは3連勝。満員に近いホームで序盤から試合を優位に進め、運が味方していればより点差をつけて勝利できたかもしれない内容だった。

 同組の他の試合では、オーストラリアがオマーンに3-1で勝利し、サウジアラビア同様3連勝スタートを切った。

 W杯予選11連勝という世界記録を樹立したオーストラリアは9ポイントでサウジアラビアと並んでいるが、得失点差で同チームを上回り首位に立っている。

 アラブ首長国連邦(UAE)のシャルジャ(Sharjah)では、中国がベトナムに3-2で勝利。後半アディショナルタイムの決勝点を含め、武磊(Lei Wu、ウー・レイ)が2得点をマークした中国はこれで1勝2敗となった。

 グループAの韓国は、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)に所属する孫興民(Heung-Min Son、ソン・フンミン)が89分にネットを揺らし、シリアを2-1で下した。

 同組では、UAEに1-0で勝利して3連勝スタートとなったイランが首位に立っている。(c)AFP/CJ Elias