【10月5日 AFP】女子テニスの最新世界ランキングが4日に発表され、大坂なおみ（Naomi Osaka）は先月の全米オープン（US Open Tennis Championships 2021）で3回戦敗退を喫してから休養を続けている中で、約3年ぶりにトップ10陥落となった。

　元世界1位の大坂は12位に後退し、物議を醸した2018年のフラッシング・メドウズ（Flushing Meadows、全米オープン）決勝で、セレーナ・ウィリアムス（Serena Williams、米国）を倒して四大大会（グランドスラム）初制覇を果たした後では、自己ワーストのランキングとなった。

　心の健康を守る理由で、今年の全仏オープン（French Open 2021）を途中棄権した後、ウィンブルドン選手権（The Championships Wimbledon 2021）の出場も見送った23歳の大坂は先日、復帰時期について「近いうちになると思う」とし、「プレーを再開したくてうずうずしている」と話していた。

　その他では、グランドスラム通算2勝を誇り、前週のシカゴ・フォール・テニス・クラシック（Chicago Fall Tennis Classic 2021）でタイトルを獲得したガルビネ・ムグルサ（Garbine Muguruza、スペイン）が、6位に浮上。

　同大会の決勝でムグルサに敗れたオンス・ジャバー（Ons Jabeur、チュニジア）は、自己ベストの14位につけた。

　最新WTAランキングは以下の通り。

1位：アシュリー・バーティ（Ashleigh Barty、オーストラリア）/9077ポイント
2位：アリーナ・サバレンカ（Aryna Sabalenka、ベラルーシ）/7115ポイント
3位：カロリーナ・プリスコバ（Karolina Pliskova、チェコ）/5285ポイント
4位：イガ・シフィオンテク（Iga Swiatek、ポーランド）/4756ポイント
5位：バルボラ・クレイチコバ（Barbora Krejcikova、チェコ）/4668ポイント
6位：ガルビネ・ムグルサ/4595ポイント
7位：エリナ・スビトリーナ（Elina Svitolina、ウクライナ）/4376ポイント
8位：ソフィア・ケニン（Sofia Kenin、米国）/4190ポイント
9位：マリア・サッカリ（Maria Sakkari、ギリシャ）/4055ポイント
10位：ベリンダ・ベンチッチ（Belinda Bencic、スイス）/3835ポイント
11位：ペトラ・クビトバ（Petra Kvitova、チェコ）/3735ポイント
12位：大坂なおみ/3326ポイント
13位：アナスタシア・パフリュチェンコワ（Anastasia Pavlyuchenkova、ロシア）/3255ポイント
14位：オンス・ジャバー/3220ポイント
15位：アンゲリク・ケルバー（Angelique Kerber、ドイツ）/3105ポイント
16位：エレナ・リバキナ（Elena Rybakina、カザフスタン）/2983ポイント
17位：シモナ・ハレプ（Simona Halep、ルーマニア）/2982ポイント
18位：エリーゼ・メルテンス（Elise Mertens、ベルギー）/2885ポイント
19位：コリ・ガウフ（Cori Gauff、米国）/2815ポイント
20位：アネット・コンタベイト（Anett Kontaveit、エストニア）/2616ポイント

22位：エマ・ラドゥカヌ（Emma Raducanu、英国）/2558ポイント

(c)AFP