【10月5日 Xinhua News】中国国家統計局はこのほど、第7回全国人口センサス(国勢調査)に基づく大都市の人口状況を発表した。中国では市街地常住人口が1千万人以上の都市を超大都市、500~1千万人を特大都市と区分けするが、今回の調査では、超大都市が上海、北京、深圳(Shenzhen)、重慶(Chongqing)、広州(Guangzhou)、成都(Chengdu)、天津(Tianjin)の7都市、特大都市が武漢(Wuhan)、東莞(Dongguan)、西安(Xi’an)、杭州(Hangzhou)、仏山(Foshan)、南京(Nanjing)、瀋陽(Shenyang)、青島(Qingdao)、済南(Jinan)、長沙(Changsha)、ハルビン、鄭州(Zhengzhou)、昆明(Kunming)、大連(Dalian)の14都市となった。

 新たに超大都市に加わった成都は、20年の総人口が2093万8千人で、全国でも数少ない総人口2千万人以上の国家中心都市の一つになった。うち、市街地の常住人口は1334万人に上る。

 特大都市の新たな顔ぶれは、仏山、長沙、ハルビン、昆明、大連で、うち長沙とハルビンの総人口はいずれも1千万人を超えた。

 上海と北京の市街地常住人口はそれぞれ1987万人、1775万人で、超大都市の1位と2位を維持した。深圳は1744万人で重慶と広州を抜き3位に浮上した。

 経済規模をみると、超大都市と特大都市の21都市のうち、東莞と瀋陽、ハルビン、昆明、大連を除く16都市の域内総生産(GDP)がいずれも1兆元(1元=約17円)を超えている。

 地域別分布では、北部地域が超大都市2都市、特大都市7都市で、南部地域が超大都市5都市、特大都市7都市だった。(c)Xinhua News/AFPBB News