【10月5日 AFP】10月の「乳がん月間」に合わせて、フランス・パリのエッフェル塔(Eiffel Tower)がピンク色にライトアップされた。「乳がん月間」はピンク色のリボンをシンボルに、乳がんの早期発見・早期治療や、がん研究のための募金を呼び掛けるもの。

 エッフェル塔の前ではピンクリボンをモチーフにした衣装を身に着けた女性たちがランウェイに登場し、乳がん検診の早期受診を訴えた。イベントを主催した団体「ルバンローズ(Ruban Rose、フランス語で「ピンクリボン」の意)」のフランク・ベスナール(Franck Besnard)代表は、「50歳以下の女性の2人に1人しか検査を受けていない。しかし、早期に発見できれば、がん患者の10人に9人は治療可能だ」と述べ、啓発の意義を強調した。

 映像は1日撮影。(c)AFP