【10月4日 AFP】21MLBは3日、各地で試合が行われ、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)はアーロン・ジャッジ(Aaron Judge)のサヨナラ安打でタンパベイ・レイズ(Tampa Bay Rays)から1-0の勝利を収め、ポストシーズン進出を決めた。ボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)も勝利し、今季のア・リーグのワイルドカードゲームは名門同士の大一番となることが決まった。

 最後まで分からない緊張感のある試合を制したヤンキースは、これで5季連続、ここ27年では23回目となるポストシーズン進出をレギュラーシーズン最終日に決めた。レッドソックスは7-5でワシントン・ナショナルズ(Washington Nationals)に勝利した。

 両チームは5日、レッドソックスの本拠地で一発勝負のワイルドカードゲームに臨む。今季のレギュラーシーズンの成績は92勝70敗で並んだが、レッドソックスが直接対決の戦績で10勝9敗とわずかに上回ったため、ホームフィールドアドバンテージを手に入れた。

 この試合の勝者がレイズとのア・リーグ地区シリーズに進出する。もう一方の地区シリーズでは、シカゴ・ホワイトソックス(Chicago White Sox)とヒューストン・アストロズ(Houston Astros)が対戦する。

 ヤンキースとレッドソックスがプレーオフの切符を手に入れた一方で、トロント・ブルージェイズ(Toronto Blue Jays)とシアトル・マリナーズ(Seattle Mariners)はわずかに残っていた希望を絶たれた。

 シーズン最終日まで優勝が決まらなかったナ・リーグ西地区では、サンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)が11-4でサンディエゴ・パドレス(San Diego Padres)に大勝し、地区8連覇中だったロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)からタイトルを奪取した。

 ワールドシリーズ王者のドジャースは、6日にセントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)とのワイルドカードゲームに臨む。勝者はジャイアンツとの地区シリーズに進み、もう一方の山ではミルウォーキー・ブルワーズ(Milwaukee Brewers)とアトランタ・ブレーブス(Atlanta Braves)が対戦する。(c)AFP