【10月4日 AFP】北朝鮮は4日、8月から遮断していた南北通信連絡線を再開したと発表した。朝鮮中央通信(KCNA)は同日午前9時(日本時間同)から再開すると報じていた。

 北朝鮮は最近、ミサイル発射実験を相次いで実施し、国際社会の懸念を招いた。これを受けて、国連安全保障理事会(UN Security Council)は緊急会合を開いた。

 北朝鮮と韓国は7月末、1年以上にわたり遮断していた南北間の通信回線を再開させると発表。しかし、2週間後に北朝鮮は通信線の応答をやめ、緊張緩和の機運は後退していた。

 KCNAは4日朝、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-un)朝鮮労働党総書記が「遮断された北南通信回線を再開させる意向を表明した」とし、朝鮮半島(Korean Peninsula)に「永続的な平和」を構築する試みだと報じた。(c)AFP