【10月4日 AFP】21-22フランス・リーグ1は3日、第9節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)はアウェーでレンヌ(Stade Rennes FC)に0-2で敗れた。開幕から続くリーグ戦の連勝は8試合でストップし、リオネル・メッシ(Lionel Messi)にとってはこれが移籍後初黒星となった。

 前半にメッシのFKがクロスバーにはじかれたPSGは、ハーフタイムを前にガエタン・ラボルド(Gaetan Laborde)に今季リーグ戦トップに立つ6点目となるボレーシュートを決められ、先制された。

 後半開始から約20秒でフラビアン・テ(Flavien Tait)に追加点を許したPSGは、キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)がネットを揺らしたもののオフサイドと判定され、得点を挙げることはできなかった。

 PSGのマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督は、「うまく試合に入れなかったが、その後の25分から30分は今季の中でも最高のものだった。得点できず残念。2点を決められたのは受け入れがたかった」とコメントした。

 PSGのリーグ戦での黒星は、昨季王者リール(Lille OSC)にホームで0-1で敗れた4月以来となる。

「多くのチャンスをつくったから総じて満足している」としたポチェッティーノ監督だが、失点したことで「精神面に大きな影響が出た」と述べた。

「負けることは嫌いだし、怒りの気持ちも少しある。良い時間帯の後に0-2とリードされたから、チャンスを決めきれず残念。少しつらいし、ちょっとがっかり」

 また、リールはジョナサン・デイヴィッド(Jonathan David)の2試合連続となる2得点でオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)に2-0で勝利。この試合の数時間前、元会長のベルナール・タピ(Bernard Tapie)氏が78歳で亡くなっていたマルセイユだったが、敵地で白星を挙げることはできなかった。(c)AFP/Martyn WOOD