【10月3日 AFP】スウェーデンサッカー協会(SvFF)は2日、ズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)がアキレス腱(けん)の負傷により、W杯カタール大会(2022 World Cup)欧州予選を控える同国代表チームへの合流を見送ったと発表した。

 3日に40歳になるイブラヒモビッチは、所属するイタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)で今季1試合しか出場しておらず、唯一プレーした9月のラツィオ(SS Lazio)戦では途中出場から得点を記録している。

 欧州選手権(UEFA Euro 2020)に向け今年3月に5年ぶりに代表復帰したイブラヒモビッチだったが、膝のけがにより同大会を欠場している。

 スウェーデン代表を指揮するヤンネ・アンデション(Janne Andersson)監督は、イブラヒモビッチについて「残念ながら来るべき試合にプレーできるレベルに回復しなかった」とし、「われわれとしては残念だが、当然ながらズラタン自身も無念に思っている」と明かした。

 10月9日にコソボをホームに迎え、その3日後にはギリシャと戦うスウェーデンは、首位スペインと4ポイント差でグループBの2位につけているが、試合の消化はスペインより二つ少ない。(c)AFP